木造アパートの解体費用はいくら?相場から安く抑えるコツ、注意点まで徹底解説

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ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営する株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム、今回は「解体工事のゴミ処理について」です。
アパート経営をされているオーナー様や、相続によって木造アパート(木造集合住宅)を受け継いだ方にとって、建物の老朽化は避けて通れない課題です。空室の増加や修繕費の高騰、さらには耐震性の不安から、「そろそろ解体して更地にすべきか、それとも建て替えるべきか」と検討される時期が必ず訪れます。
しかし、そこで大きな壁となるのが「解体費用」です。戸建て住宅よりも規模が大きいアパートの解体工事は、数百万円から一千万円を超えるケースも珍しくなく、その資金計画に頭を悩ませる方は少なくありません。
この記事では、木造アパートの解体工事を検討されている方に向けて、最新の費用相場や、見積もりが高くなる要因、そして賢く費用を抑えるための具体的なポイントについて、解体工事の専門家が分かりやすく解説します。
もくじ
木造アパート解体費用の相場と目安
まず、最も気になる費用の相場について見ていきましょう。木造アパートの解体費用は、建物の大きさ(延床面積)や立地条件によって大きく変動しますが、坪単価で見ることでおおよその目安をつけることができます。
坪単価の目安
一般的な木造アパート(2階建て)の場合、解体費用の坪単価相場は約3万円~6万円程度が目安となります。例えば、延床面積が以下のような場合、本体工事費の概算は次のようになります。
50坪のアパート:約150万円~300万円
80坪のアパート:約240万円~480万円
100坪のアパート:約300万円~600万円
ただし、この金額はあくまで「建物本体を壊して撤去する費用」の目安です。実際の総額には、後述する付帯工事費や諸経費が加算されるため、最終的な見積もり金額はこれよりも高くなることが一般的です。また、都心部や住宅密集地など、作業環境が厳しい場所では坪単価が高めに設定される傾向があります。
解体費用の内訳 何にどれくらいのお金がかかるのか?
解体工事の見積書を見た際、「一式」という言葉でまとめられていると、適正価格かどうかの判断が難しくなります。費用の透明性を確保するために、どのような項目に費用がかかっているのか、その内訳を理解しておくことが重要です。
主な内訳は以下の4つの要素で構成されています。
1.仮設工事費(足場・養生)
工事を安全に行い、近隣への迷惑を防ぐために不可欠な費用です。アパート全体を囲う足場の設置や、防音・防塵のための養生シートの設置費用が含まれます。アパートは戸建てよりも外周が大きいため、この費用も比例して大きくなります。
2.解体工事費(本体工事・人件費・重機費)
実際に建物を解体する作業にかかる費用です。重機を操作するオペレーターや、手作業で分別を行う作業員の人件費、重機のレンタル代や燃料費などが含まれます。木造の場合は比較的解体しやすい構造ですが、雨漏りによる腐食や複雑な構造がある場合は手間が増えることもあります。
3.廃棄物処分費
解体によって発生した木くず、コンクリートガラ、石膏ボード、ガラス、廃プラスチックなどの産業廃棄物を、適正に処分するための費用です。近年、処分場の受け入れ価格が高騰しており、解体費用全体の中でも大きなウェイトを占めるようになっています。
4.付帯工事費・諸経費
建物本体以外のものを撤去する費用です。アパートの場合、敷地内にあるブロック塀、駐輪場の屋根、植栽、物置、浄化槽などの撤去費用がこれに該当します。また、役所への届け出や交通誘導員の人件費なども諸経費として計上されます。
木造アパートの解体費用が高くなる・変動する要因
同じ坪数の木造アパートでも、見積もり金額に100万円以上の差が出ることがあります。なぜこれほどまでに費用が変動するのでしょうか。その主な要因を知っておくことで、追加費用のリスクに備えることができます。
1.立地条件と重機の搬入可否
最も大きく影響するのが「重機が入れるかどうか」です。前面道路が狭く、大型の重機やダンプカーが敷地内に入れない場合、小型重機を使ったり、最悪の場合は手作業(手壊し解体)で行ったりする必要があります。手作業が増えれば増えるほど、工期が伸びて人件費がかさみ、廃材の運搬効率も悪くなるため、費用は割高になります。
2.残置物の量
アパートの場合、退去した入居者が残していった家具や家電、ゴミなどの「残置物」が大量に残っているケースがあります。これらは産業廃棄物ではなく一般廃棄物として処理する必要があり、解体業者が処分を代行する場合は追加費用が発生します。特に、全部屋に残置物があるような状態では、処分費用だけで数十万円単位のコスト増となります。
3.アスベスト(石綿)の有無
木造アパートでも2006年以前に建てられた建物では、屋根材や外壁材、内装材などにアスベストが含まれている可能性があります。事前の調査でアスベストの使用が判明した場合、法律に基づいた厳格な飛散防止対策と専門的な除去作業が必要となり、解体費用とは別に除去費用が発生します。
4.地中埋設物の発見
解体工事が進み、建物を撤去した後の地中から、以前の建物の基礎コンクリートや浄化槽、井戸、瓦礫などの「地中埋設物」が出てくることがあります。これらは見積もり段階では発見できないことが多く、工事中の追加費用として請求される一般的なケースです。
木造アパート解体の費用削減!賢く安く抑える4つのポイント
高額になりがちな木造アパートの解体工事ですが、工夫次第で費用削減につなげることができます。オーナー様自身ができる対策と、業者選びのポイントを紹介します。
1. 複数の業者から相見積もりを取る
これが最も基本的かつ効果的な方法です。1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。必ず2〜3社の解体業者から見積もりを取り、総額だけでなく、「坪単価」「廃棄物処分費」「足場代」などの内訳を比較しましょう。ただし、極端に安すぎる業者は不法投棄などのリスクがあるため注意が必要です。
2. 残置物は事前に自分で処分する
アパート内に残された家具や家電などの残置物は、解体業者に依頼すると「産業廃棄物」と混ざらないよう分別・運搬する手間賃が上乗せされ、割高になります。可能であれば、地域の粗大ゴミ回収や不用品回収業者を利用して、工事前に建物を空の状態にしておくことで、費用を確実に抑えることができます。
3. 自治体の補助金・助成金制度を活用する
多くの自治体では、老朽化した空き家や木造集合住宅の解体に対して、補助金や助成金を支給する制度を設けています。特に「耐震性が不足している」「倒壊の危険がある」と認定された建物は対象になりやすいです。この制度を活用する場合は、解体工事の契約前に申請が必要なケースがほとんどですので、早めに管轄の自治体へ相談してみましょう。
4. 付帯工事の一部を自分で行う
可能であれば、庭木の伐採や雑草の処理、小さな物置の撤去などを自分で行うことで、付帯工事費を節約できます。ただし、無理をして怪我をしては元も子もありませんので、安全にできる範囲に留めましょう。
解体後の土地活用を見据えた業者選びの重要性
オーナー様によっては、解体後の土地活用についても検討されている場合もあるでしょう。木造アパートを解体した後の土地をどう活用するかによっても、解体業者に求める内容が変わってきます。
もし、解体後に新しくアパートやマンションを建て替える予定であれば、地盤をきれいに整地し、次の建築工事がスムーズに進むような「質の高い解体」が求められます。逆に、駐車場にする場合や土地として売却する場合は、砕石を敷くなどの仕上げ作業が必要になることもあります。
単に「安ければいい」という基準だけで業者を選んでしまうと、整地が雑で次の工事に追加費用がかかったり、近隣トラブルを起こしてその後の土地活用に悪影響が出たりするリスクがあります。解体工事は「終わればすべて終わり」ではなく、「次のスタートのための準備」であることを忘れずに行うことが重要なポイントです!
まとめ
木造アパートの解体工事は、一軒家に比べて規模が大きい分、費用もリスクも大きくなります。適正な費用で、安全かつ確実に工事を完了させるためには、アパート解体の実績が豊富な専門業者を選ぶことが何よりも重要です。
私たちエスエイアシストでは、これまでに数多くの木造アパート・木造集合住宅の解体を手掛けてきました。現地調査に基づいた正確な見積もりの提示はもちろん、アスベスト調査や適正な廃棄物処理を徹底しています。また、エスエイアシストはピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営しており、安心してご依頼いただけるはずです!
これまでも様々な木造アパートの解体に関するご相談を数々と解決してきた実績があります。「見積もりの内容を詳しく知りたい」「補助金が使えるか相談したい」など、どんなことでも構いません、ぜひ一度エスエイアシストにご相談ください!お待ちしています。