【事例あり】旗竿地(路地状敷地)の解体費用はどう変わる?

独自のノウハウにより安心・安全、そしてリーズナブルな解体サービスを提供する、株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム。今回は、埼玉県戸田市で施工した旗竿地(26坪・木造居宅)の事例を参考に、搬出車両に制約がある現場での解体工事の進め方と、トラブルなく完工するためのポイントを解説します。
道路から細い通路を通った奥に建物がある「旗竿地(路地状敷地)」の解体では、一般的な敷地と比べて、重機やトラックの搬入・搬出に制約が生じる場合があります。
特に、敷地までの通路が狭い場合には、大型の重機やトラックが進入できず、使用できる車両のサイズが限定されることがあります。
車両が小さくなると、一度に運べる廃材の量が少なくなり、搬出回数や運搬にかかる時間が増えることで、解体費用や工期に影響する可能性があります。
ただし、使用できる車両のサイズは「旗竿地だから3t車まで」と一律に決まっているわけではありません。前面道路の幅員、敷地までの通路幅、車両の大きさ、旋回スペース、勾配、上空の障害物など、現地の条件を総合的に確認して判断する必要があります。
もくじ
旗竿地(路地状敷地)の解体工事で生じる車両制限と影響
道路に接する細い通路の奥に敷地が広がっている「旗竿地(路地状敷地)」では、建物の位置や通路の形状によって、一般的な住宅地とは異なる搬入・搬出上の制約が生じることがあります。
通路幅や周辺条件によって使用できる車両が制限される
旗竿地の解体工事では、敷地までの通路が狭い場合、大型のトラックや重機が進入できないことがあります。
使用できる車両は、単純に通路の幅だけで決まるものではありません。
例えば、
・通路の有効幅
・前面道路の幅員
・車両の全幅・全長
・敷地内での旋回スペース
・通路の勾配や路面状況
・電線や樹木などの上空障害物
・建物や塀との距離
などを確認したうえで、実際に使用可能な車両を判断する必要があります。
そのため、見積もり時には「何t車まで入れるか」だけではなく、実際の搬入・搬出ルートを確認してもらうことが重要です。
なお、今回ご紹介する戸田市の施工事例では、現場条件から3tトラック以下の車両で搬出を行いました。
小型車両による搬出では工期や費用に影響する場合がある
大型車両を使用できる現場と比較して、より小さな車両しか使用できない場合、一度に運搬できる廃材の量が少なくなる可能性があります。その場合、処分場などへの往復回数が増え、運搬にかかる時間や車両費、人員配置などが工事全体の費用・工期に影響することがあります。
ただし、実際の影響は建物の規模や構造、廃材の種類、搬出距離、処分場までの距離などによって異なります。
そのため、「旗竿地だから必ず解体費用が高くなる」とは限らず、現地条件を確認したうえで見積もりを比較することが大切です。
また、建設廃棄物の収集・運搬では、廃棄物の種類に応じた車両を使用し、荷こぼれや飛散を防止するとともに、道路交通法を遵守して過積載を行わないことが求められています。
【施工実例】埼玉県戸田市における旗竿地の解体実績
当社の施工実績として、埼玉県戸田市で実施した路地状敷地(旗竿地)における木造居宅の施工事例をご紹介します。
概要
・所在地: 埼玉県戸田市
・構造: 木造居宅
・工事期間: 20日
・現場の条件・注意点: 路地状敷地(旗竿地)のため、3tトラック以下の車両で搬出あり
施工における課題と現場での対策
本現場は、築37年の木造居宅(26坪、敷地面積111.1㎡)で、道路から奥まった「路地状敷地(旗竿地)」に位置する物件でした。
敷地までのアプローチに車両サイズの制約があったため、今回の現場では3tトラック以下の車両を使用して廃材を搬出する計画を立てました。
大型車両を使用できる現場とは異なり、搬出車両のサイズに配慮した工程管理が必要となりましたが、現場条件に合わせて搬出計画を組み、20日間の工期で工事を完了しています。
旗竿地の解体工事をスムーズに進めるための注意点
搬出車両のサイズに制約がある旗竿地の解体工事では、見積もりの段階から搬入・搬出ルートを確認しておくことが重要です。
①現地調査で道路幅・通路幅・搬入経路を確認する
見積もりを依頼する際には、建物の坪数だけでなく、前面道路や敷地までの通路についても確認してもらいましょう。
特に、
・前面道路の幅員
・敷地までの通路幅
・通路の長さ
・曲がり角の有無
・車両が転回できるスペース
・電線や樹木などの障害物
・重機を搬入できる場所
などを確認することで、実際に使用できる車両や重機を判断しやすくなります。
「3t車が入れるか」だけを確認するのではなく、実際の車両を想定した搬入・搬出計画まで提示してくれる業者を選ぶことがポイントです。
②車両制限を考慮した工期・搬出計画を確認する
大型トラックで効率よく搬出できる現場と、小型車両を使用する必要がある現場では、搬出工程が異なります。
小型車両を使用することで搬出回数が増える場合には、その分の運搬時間や車両の手配なども考慮して、現実的な工期を設定する必要があります。
今回の戸田市の事例では、26坪の木造居宅について工期20日で施工しましたが、これはあくまで一つの施工実績です。
建物の構造・規模、廃材の量、車両条件、搬出先までの距離などによって工期は変わるため、現地調査後に具体的な工程を提示してもらいましょう。
③廃材の搬出方法と処理体制を確認する
解体工事では、木くずやコンクリートがらなど、さまざまな建設廃棄物が発生します。
見積もりを比較する際には、単純な解体費用だけでなく、
・廃材の搬出方法
・使用する車両
・運搬距離
・廃棄物の処理方法
・処分費用
・追加費用が発生する条件
などについても確認しておくと安心です。
建設廃棄物の収集・運搬を委託する場合には、適切な委託契約やマニフェストによる管理など、廃棄物処理法に基づく適正な処理が必要となります。
また、解体工事に伴って道路上に足場や資材などを設置するなど、道路を占用する場合には、道路管理者への道路占用許可が必要となるケースがあります。戸田市でも道路占用に関する申請手続きが設けられています。
ただし、単に解体車両が敷地へ出入りするだけで必ず道路占用許可が必要になるわけではないため、実際の工事内容に応じて確認することが重要です。
まとめ:旗竿地・車両制限のある現場での解体工事のご相談はエスエイアシストへ
旗竿地(路地状敷地)での解体工事では、建物そのものだけでなく、敷地までの搬入・搬出ルートを事前に確認することが重要です。
特に通路が狭い場合には、大型のトラックや重機を使用できず、より小型の車両を使用する必要が生じることがあります。
車両が小さくなることで搬出回数が増える場合には、運搬時間や車両費などが工事費用や工期に影響する可能性があります。そのため、見積もりを比較する際には、単純な坪単価や総額だけでなく、どのような車両・重機を使用し、どのような搬出計画で工事を進めるのかまで確認することが大切です。
私ども株式会社エスエイアシストは、埼玉県をはじめとする各地域において、アプローチに制約のある現場や難度の高い条件を持つ物件の施工管理を行っております。
・路地状敷地(旗竿地)における3tトラック以下での搬出・施工実績
・道路環境や通路幅などを踏まえた現地調査と施工計画のご提案
・建物解体から解体後の土地活用・不動産直接買取までのワンストップ対応
「奥まった土地にある実家を解体したいが、トラックが入るか不安」
「旗竿地の解体費用や工期がどの程度になるのか知りたい」
「狭い通路でも解体工事ができるのか確認したい」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度エスエイアシストへお気軽にお問い合わせください。
弊社は「ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店」としての営業を2026年7月をもって終了し、
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