株式会社エスエイアシスト

ビニールハウスの解体方法と費用相場について解説!自力でも解体できる?

独自のノウハウにより安心・安全そしてリーズナブルに解体サービスを提供する、
ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営する株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム、第32回目は「ビニールハウスの解体について」です。

農業の現場で長年活躍してきたビニールハウス。しかし、使用しなくなった場合や老朽化が進んだ場合、適切な方法での「解体」が必要になります。とはいえ、「自分で壊せるのか?」「業者に頼むといくらかかる?」「売るという選択肢もある?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、ビニールハウスの解体に関する基本的な知識や注意点、費用相場、さらには売却という意外な選択肢まで、実用的な情報をわかりやすくまとめました。

ビニールハウスは自力で解体できる?

結論から言うと、ビニールハウスは構造が比較的シンプルなため、自力で解体することも可能です。鉄骨やパイプ、ビニールなどの部材を順に取り外していく作業は、経験や時間があれば対応できる範囲です。

ただし、以下のようなケースでは注意が必要です。

・ハウスが大型である(面積が大きい)
・経年劣化で部材が変形・破損している
・高所作業や電動工具の使用が必要
・地中にアンカーや基礎が埋設されている

特に、高齢者や一人作業の場合は安全面でのリスクが高く、無理は禁物です。また、廃材の処分方法にもルールがあるため、事前に自治体の指導を受けることをおすすめします。

売却という選択肢

もし解体を検討しているビニールハウスが再利用可能な状態であれば、「売却」という選択肢も視野に入れる価値があります。
中古のビニールハウスには一定の需要があり、特に骨組み(アーチパイプや直管など)が錆びていないものや、規格が揃っているものは中古市場や農業資材業者を通じて売却が可能です。

売却を選べば、解体費用を抑えるどころか、逆に収益が出ることもあるため、まずは一度、買取査定をしてもらうのもおすすめです。

中古ビニールハウスの売却方法には、以下のようなものがあります
・農機具のリユース業者に買取依頼
・オンラインフリマや掲示板での出品
・知人農家への譲渡・販売

自力でビニールハウスを解体する際の注意点

自分でビニールハウスを解体する際には、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。安全に作業するためにもしっかりと確認しましょう。

安全面の確保

パイプやビニールは滑りやすく、力のかかる部分ではケガのリスクも高まります。手袋、保護メガネ、ヘルメットなどを必ず着用し、安全第一で作業を進めましょう。また背が高いビニールハウスでは、解体時に高所作業が伴います。その際には安全帯などを使用しないと大きなケガに繋がってしまうなんてことも…!

分別と処分の手間

ビニールハウスは「金属部品(鉄パイプ)」「ビニール資材」「基礎(場合によってはコンクリート)」に分類され、それぞれ処分方法が異なります。不燃ごみ・産業廃棄物としての分別が必要で、自治体によっては個人での処分が難しい場合もあります。
特に、ビニール部分は自治体によっては「可燃ごみ」として扱えず、産業廃棄物として処分が必要な場合もあります。自治体のルールを事前に確認しておくことが肝心です。

解体後の地中障害物

解体が完了しても、地中にアンカーやコンクリート基礎が残っていると、土地の再活用に支障をきたすことがあります。重機がないと撤去が困難な場合は、業者への依頼も視野に入れましょう。

解体業者に依頼する場合の費用相場

ビニールハウスの解体を専門業者に依頼する場合、費用は以下の内容で構成されます。

・基本的な解体費用:1平方メートルあたり1,000円〜3,000円
・撤去・搬出・処分費用(ビニール、金属等)
・基礎部分の撤去費用(ある場合)

たとえば、100平方メートル程度のビニールハウスであれば、10万円〜30万円程度が相場です。ただし、立地や構造、使用素材によって変動します。例えば、基礎がコンクリートでしっかりと固められていたり、農地が遠隔地にあったりする場合は、重機の手配や運搬コストがかかり、価格が高くなる傾向にあります。まずは、現地見積もりを依頼するのが確実でしょう。

自力解体と業者へ依頼するメリット・デメリット

ここまで自力での解体方法や業者への依頼費用などを解説してきました。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみたので確認していきましょう。

項目自力で解体業者に依頼
費用安く済む(道具があれば0円も可)相場10万円〜30万円程度
時間・手間作業時間と体力が必要迅速・効率的に完了
安全性事故やケガのリスクありプロが対応するため安全安心
処分自身で分別・搬出が必要廃材処理まで一括対応
仕上がり不完全な撤去になる可能性あり整地まで丁寧に対応可能

ここまでを見てどちらが良いのか迷う方も多いと思います。
時間に余裕があり、小規模なビニールハウスであれば、自力解体にチャレンジするのも一つの方法です。ただし、安全面や処分の手間を考えると、業者に依頼したほうが総合的な負担は少ないと言えます。

特に再活用予定の土地(農地や住宅地など)がある場合、地中の処理まで丁寧に行ってくれる専門業者を選ぶと、後の手間やトラブルを避けることができるでしょう。

まとめ

使わなくなったビニールハウスは、自力での解体も可能ですが、状況によっては売却や業者依頼の方がスムーズで安全なケースも多々あります。
・小規模で劣化が少なければ自力解体も!
・使用可能な状態なら売却の可能性もあり
・大規模や老朽化したものは業者依頼が安心

どの選択肢が最も適しているかは、ハウスの状態や土地の環境、ご自身のスケジュールや体力によって異なりますので、まずは業者に相談してみることも一つの手かもしれません。

私たちエスエイアシストでは、不動産解体業者として丁寧で綺麗、クレームのない解体・撤去工事に力を入れています。また、ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営しており、安心してご依頼いただけます。これまでもビニールハウスの解体に関するご相談を数々と解決してきた実績がありますので、ビニールハウスの解体でお悩みの方は、ぜひ一度エスエイアシストにご相談ください!お待ちしています。

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