株式会社エスエイアシスト

家の解体工事と一緒に庭木の伐採・撤去は頼める?費用の目安や流れを解説!

独自のノウハウにより安心・安全そしてリーズナブルに解体サービスを提供する、
ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営する株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム、第20回目は「庭木の伐採・撤去について」です。

庭木の撤去を検討するタイミングといえば、家を解体して更地にしたり、建て替えや改築をしたりなどが多いと思います。時には、庭木が大きくなりすぎて隣家に迷惑が掛かってしまうなんてこともあるようです。小さな植木ならば簡単に一般ごみとして処分できますが、大きくなればなるほど、処分に悩むのが庭木。今回は、家の建て替えや改築、更地戻し等のために家を解体する際の庭木の処分について考えていきましょう。ぜひ参考にしてみてください。

庭木を伐採する際、どのような業者に依頼したらいいでしょうか。その候補となる業者を確認していきましょう

①解体工事業者

家の解体を行う解体業者にまず相談してみてはどうでしょう。建物を解体するとともに、ベストな作業の流れで伐採してくれるはずです。
ただし、庭木の撤去は付帯工事の扱いとなり、家屋とは別に費用が発生します。また、解体工事業者は庭木の専門家でないため、植え替えや別の場所などへの移送などには対応しないことが多いです。そうした希望がある場合は別の業者に依頼した方がよいでしょう。

②造園業者

植木の専門業者として挙げられるのは、造園業・植木屋・庭師などです。
それぞれに微妙に専門とする分野が異なりますが、植木を扱うことについては共通しています。また、地域のなかではそういった区分けは明確でなく、広い意味で「造園業」として庭や植木に関する相談や業務を行っているので、問い合わせてみるとよいでしょう。

もしも、庭木の邪魔な部分や育ちすぎた部分を剪定して木は残しておきたい、別の場所に植え替えたい、といった希望があれば、造園業者に相談・依頼することをお勧めします。

③その他(便利屋・シルバー人材センターetc.)

水漏れや家電の修理、不用品の改修など、日常生活のさまざまなトラブルに対応してくれる業者として「便利屋」があります。そのなかには庭木の伐採・廃棄に対応してくれるところがあるようです。ただ、必ずしも対応してくれるところばかりではないので、確認が必要です。

また、地域には「シルバー人材センター」があります。いろいろな業種で働いて定年を迎えた人たちが登録し、かつてのスキルや特技を生かして働いています。なかには植木の剪定や伐採ができる人もいて、専門業者に依頼するよりも安く仕事をしてもらうことができるので、問い合わせてみる価値はあるでしょう。

庭木撤去の流れ

つぎに、庭木の撤去をどういった流れで行っていくかを説明します。

①伐採する方向を決める

まずは、木を倒す方向を決めます。その方向に隣家を含めて建物がないか、人が通行する可能性はないか、運搬するときに支障はないか、木がある場所は水平か斜面かを見定め、作業員の退避スペースを確保したうえで判断します。

②枝を切り落とす

枝があると葉や小枝などが倒れる際に周囲に飛び散って、周辺の建物や人に迷惑をかける可能性が高まります。そのため、可能な範囲で枝を切り落としておくのです。
そして、その際に出た廃棄物や周辺にある不要なものなどが倒れた木の衝撃で飛び散ったり、作業員がつまずいたりすることがないように整理しておきます。

③木の幹を切る

木の根元に近い場所にチェンソーもしくはノコギリで直角三角形(くさび型)の切り込みを入れます。木が傾き始めたらすぐに退避し、木が倒れるのを確認します。

太い木の場合はこのほかに、反対側に切り込みを入れたり、くさびを差し込んだりして倒していきます。このような作業が必要なくらい大きな木になると、専門業者に任せた方が安全かつスムーズに撤去できるので検討してみてください。

④根を掘り出す

残った切り株部分と根を掘り出します。根の広がりに沿って掘り進め、側面の根を切断しつつ、下に張っている根も切断して抜根していきます。庭木のサイズにもよりますが、抜根作業は体力的な負担も大きいため、迅速に対応してもらえるよう業者に頼むのがおススメです。

⑤撤去した木や根をまとめて処分する

解体業者に家の解体とともに庭木の撤去も依頼した場合は、他の廃材とともに処分することになります。当然ながら、この処分にも費用が掛かってしまうので、見積もり時などにしっかり確認しておくことが重要です。

なお、家を解体する際は、着工の1週間前ぐらいに近隣の家に、解体の挨拶や工期などを伝えます。解体と一緒に庭木の伐採をする場合は、伐採の作業込みで挨拶をすることになります。
しかし、家の解体と庭木の伐採を別々に行うような場合は、隣家に事前に挨拶をしておくと余計なトラブルを防げるでしょう。そういった点も、伐採を行う業者と事前に打ち合わせておくことをお勧めします。

庭木の撤去を業者に依頼するメリット・デメリット

庭木に撤去については、非常に大きな木や少量の場合、施主自身で撤去することも可能です。ですが、前項の庭木の撤去の流れでも説明したように、体力的にも負担が多い作業である点や撤去した庭木の処分についても考える必要があります。

ここでは業者に依頼するメリットやデメリットについて解説していきます。

【メリット】

・業者、とくに植木屋等の専門業者は、施主様の植え替え等の要望に応えてくれる。

・スムーズに効率よく、かつ安全に計画通り作業が進む。

・施主様がチェンソーなどの専門用具をそろえる必要や、ケガなどのリスクや負担がない。

【デメリット】

・解体や処分に費用がかかる。

・ 解体業者以外の業者に依頼する場合は、依頼の手間が増えてしまう。

庭木撤去費用の目安は?

庭木の撤去には、「伐採にかかる費用」「抜根にかかる費用」「その他の費用」の3つ費用が生じます。見積もりをもらった際に困惑しないために、詳細を確認していきましょう。

①伐採にかかる費用

伐採にかかる費用は庭木の高さによって変動します。

庭木のサイズ費用の目安
低木(高さ1.5m程度まで)5,000円~
中木(高さ1.5~3m程度)15,000円~
高木(高さ3m以上)30,000円~

②抜根にかかる費用

抜根にかかる費用は、根の一番大きな部分の直径によって変わってきます。

根のサイズ費用の目安
直径15cm程度まで5,000円~
直径15cm以上10,000円~

③その他の費用

重機を使用した場合や、伐採した庭木の運搬や処分の費用が必要になります。

・伐採や抜根に10tのクレーンを使用した場合……10万円前後の追加費用
・10tのユンボを使用した場合……5万円前後の追加費用
・運搬や処分費用として……伐採した庭木1本分の3~5割程度の金額

庭木を残しての家の解体は可能?

家のあるその場所を、更地にして売却するような場合は庭木を残すことはできません。すでに買主が決まっていて、その方の了解が得られれば別ですが、そうでなければ基本的にはすべて撤去する必要があります。

しかし、解体する物件の立地条件や解体内容にもよりますが、施主様やその関係の方々がそのままそこに住み続けるような場合は、ご希望に応じて庭木を残して、家だけを解体することも可能です。

まとめ

今回の記事では、庭木の伐採・撤去する際の業者の選び方や流れ、費用相場について解説しました。庭木の撤去作業は、庭石や倉庫の解体・撤去と同様にご自身で行うにはさまざまなリスクがあります。大きめの庭木などがあったりした場合は、無理をして怪我をしたり、隣家の壁や自動車などを傷つけたりしないためにも業者に任せるのがお勧めです。

私たちエスエイアシストでは、不動産解体業者として丁寧で綺麗、クレームのない解体・撤去工事に力を入れています。また、ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営しており、安心してご依頼いただけます。これまでも庭木がある物件の解体など、様々な解体工事に関するご相談を数々と解決してきた実績がありますので、解体・撤去工事などでお悩みの方は、ぜひ一度エスエイアシストにご相談ください!お待ちしています。

CONTACT US

住宅や建物の解体なら
エイスエイアシストにお任せ!

ご相談・お見積りは無料です。まずはお気軽にご相談ください