門柱や門扉の解体・撤去の知っておきたい費用相場、方法やメリット、そして耐用年数を解説!

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ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営する株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム、第35回目は「門柱や門扉の解体・撤去について」です。
ご自宅の顔とも言える門柱や門扉。長年住み続けていると、「なんだか古びてきたな」「イメージを変えたいな」と感じることもあるのではないでしょうか。老朽化やリフォーム、駐車場拡張など、門柱や門扉の解体・撤去を検討する理由はさまざまです。
「自分で撤去できるものなの?」「費用はどれくらいかかるんだろう?」「撤去するとどんなメリットがあるの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。この記事では、門柱・門扉の撤去に関するこれらの疑問を解決し、あなたが後悔しない選択をするための判断材料を提供します。安全でスムーズな撤去のために、ぜひ参考にしてください。
もくじ
門柱・門扉の耐用年数と解体・撤去のタイミング
「まだ使える」と思っていても、門柱や門扉にはそれぞれ耐用年数があります。そして、その寿命を超えると、見た目の問題だけでなく、安全面でもリスクが高まることがあります。
門柱の耐用年数と劣化のサイン
門柱の素材は、コンクリート、レンガ、タイル、木材、金属など多岐にわたります。素材によって耐用年数は異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
コンクリート製・レンガ製・タイル製
比較的耐久性が高く、20年~30年以上持つことが多いです。しかし、経年でひび割れ、表面の剥がれ、コケの発生、基礎部分のぐらつきなどが見られるようになります。特にひび割れから水が浸入すると、内部の鉄筋が錆びて膨張し、さらに大きな破損に繋がることもあります。
木製
デザイン性が高く人気ですが、雨風に弱いため10年~15年程度で腐食やシロアリ被害が発生しやすいです。定期的な塗装や防腐処理が必要です。
金属製(アルミ・スチールなど)
錆びにくく耐久性も高いですが、20年~30年程度で塗装の劣化や部分的な錆、接続部の緩みなどが見られることがあります。
これらの劣化症状が見られたら、撤去や補修を検討するタイミングかもしれません。特にぐらつきがある場合は、地震や強風で倒壊する危険性もあるため、早急な対応が必要です。
門柱や門扉の解体・撤去方法:DIYと専門業者に依頼するケース
門柱や門扉を撤去する際、「自分でできるかな?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その判断は撤去対象の構造や素材によって大きく異なります。
簡易的な門柱や門扉、例えば軽量な木製のものや、ボルトで固定された小型のアルミ製門扉などであれば、DIYでの撤去が可能なケースもあります。
DIYが可能なケース(例)
・木製の支柱が土に埋まっているだけのシンプルな門柱。
・基礎が浅く、ハンマーなどで比較的簡単に砕けるコンクリートブロック製の門柱。
・ボルトを緩めるだけで簡単に取り外せる軽量な門扉。
しかし、DIYでの撤去にはデメリットと危険が伴います。
労力と時間
コンクリート基礎の解体は非常に体力が必要で、専門の工具がなければ効率が悪く、多くの時間を要します。
危険性
不適切な工具の使用や無理な作業は、怪我の原因となります。特に、重量のある門柱や門扉が倒れてくる危険性もゼロではありません。
産業廃棄物処理
撤去で出たコンクリートガラや金属片などは、産業廃棄物に分類されるため、自治体の粗大ごみとして出すことはできません。専門の処理業者に依頼する必要があり、その手配や費用も別途かかります。
近隣への配慮
解体作業は騒音や振動、粉塵を発生させます。近隣住民への配慮が不足すると、トラブルに発展する可能性もあります。
結論として、基礎が深く頑丈なコンクリート製や石製の門柱、大型の門扉など、本格的な撤去作業が必要な場合は、DIYはおすすめできません。安全面や効率、廃棄物処理の観点から、専門業者に依頼するのが賢明です。
専門業者に依頼するメリット
専門業者に門柱・門扉の撤去を依頼すると、以下のような多くのメリットがあります!
安心・安全な作業
専門知識と豊富な経験を持つプロが、適切な工具や重機を使用して、安全かつ効率的に作業を進めます。予期せぬ事態にも対応できます。
適切な廃棄物処理
撤去で発生したコンクリートガラや金属片などの産業廃棄物を、法規に則って適切に処理してくれます。面倒な手配や手続きは不要です。
時間と労力の節約
ご自身で作業する手間や時間を大幅に削減できます。他の作業に集中できるため、全体的なリフォーム計画もスムーズに進みます。
近隣トラブルの回避
騒音や振動、粉塵対策など、作業中の近隣への配慮もプロならではの視点で行ってくれます。養生なども適切に行うため、安心して任せられます。
門柱や門扉の解体・撤去にかかる費用相場と内訳
門柱・門扉の撤去費用は、その構造や規模、立地条件などによって大きく変動します。ここでは、一般的な費用相場と、費用を左右する要因について解説します。
費用相場の目安
門柱と門扉はそれぞれ撤去費用が異なります。
門柱の撤去費用相場
シンプルなブロック・コンクリート製: 約3万円~10万円程度
レンガ・石材製など頑丈なもの: 約5万円~15万円程度
基礎の深さや大きさによって変動します。
門扉の撤去費用相場
一般的な片開き・両開き門扉: 約2万円~8万円程度
大型・電動門扉・特殊な素材: 約5万円~20万円以上
門扉のサイズや重さ、材質、基礎の有無によって変動します。
これらの費用はあくまで目安であり、両方を同時に撤去する場合や、周囲の構造物も撤去する場合は、別途費用が発生します。
解体・撤去費用は、主に以下の要因によって変わってきます。
門柱の素材と構造
コンクリートや石材、レンガなど、硬くて頑丈な素材は、解体に時間と労力がかかり、重機が必要になる場合もあるため、費用が高くなる傾向にあります。また、基礎の深さや広さも重要な要素です。深く頑丈な基礎は、より多くの解体作業と産業廃棄物が発生するため、費用が上がります。また門扉のサイズも費用に影響します。幅が広く高さのある大型の門扉は、撤去作業も大がかりになるため、費用が上がります。
撤去範囲
門柱・門扉のみの撤去か、それとも周囲のフェンスやアプローチ、植栽なども含めて撤去するのかによって、作業の規模と費用が大きく変わります。
重機使用の有無
門柱や門扉の構造が非常に頑丈で、人力での解体が困難な場合は、重機を使用することになります。重機の搬入路の確保や、重機費用が別途発生するため、総費用が高くなります。
立地条件
住宅密集地や狭い道路に面している場合、作業スペースの確保が難しく、手作業での解体が増えたり、養生費用がかさむことがあります。また、傾斜地や段差が多い場所も、作業の難易度が上がり費用が高くなる傾向があります。
産業廃棄物処理費用
撤去で発生したコンクリートガラ、金属、木材などは産業廃棄物として適切に処理しなければなりません。この処理費用も見積もりに含まれます。素材や量によって費用は変動します。
見積もりを受け取ったら、内訳をしっかりと確認し、不明な点があれば遠慮なく質問しましょう。「一式」などの曖昧な記載がある場合は、具体的に何が含まれているのかを確認することが大切です。安すぎる見積もりには、後から追加費用が発生するリスクがあるため注意が必要です。
門柱・門扉を撤去するメリット
門柱や門扉の撤去は、単なる古いものの処分ではありません。撤去することによって、住まいや暮らしに多くのメリットが生まれる可能性もあるのでチェックしましょう。
門柱や門扉がなくなることで、敷地をより広く、自由に使えるようになり、敷地の有効活用と開放感の向上につながります。駐車スペースの拡大や庭の拡張、新たなエクステリアプラン(機能的な宅配ボックスの設置)など様々な選択肢の検討が可能です。
また、門柱や門扉がなくなることで、敷地内や玄関前の見通しが良くなり、死角が減ります。不審者が隠れにくくなるため、防犯効果の向上につながります。
あわせて、重い門扉の撤去や段差を無くすことで車椅子やベビーカー、高齢者の方にとって利便性の向上にもつながり、バリアフリー化にもなるでしょう。
他にも、古くなった門柱や門扉は、たとえ手入れをしていても経年劣化による色褪せ、ひび割れ、錆びなどが目立つことがあります。これらを撤去することで、住まい全体の印象が劇的に変わるでしょう。外構は住宅の顔です。美観がよくなることで将来的な売却時にもプラスの評価に繋がる可能性もあります。
まとめ
門柱・門扉の撤去は、単に古いものをなくすだけでなく、住まいの美観、機能性、そして安全性を大きく左右する重要な決断です。DIYでの撤去は費用を抑えられる可能性はありますが、危険が伴い、適切な廃棄物処理も課題となります。
安全かつスムーズに作業を進め、後で後悔しないためには、やはり専門の解体業者に依頼することが最も賢明な選択と言えるでしょう。専門業者であれば、適切な知識と経験、機材を持っており、安心してお任せできます。
また、撤去費用は門柱・門扉の素材や大きさ、立地条件などによって大きく変動するため、まずは複数の業者から見積もりを取り、内訳をしっかり確認することが大切です。
私たちエスエイアシストでは、不動産解体業者として丁寧で綺麗、クレームのない解体・撤去工事に力を入れています。また、ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営しており、安心してご依頼いただけます。これまでも門柱や門扉の解体・撤去に関するご相談を数々と解決してきた実績がありますので、お悩みの方は、ぜひ一度エスエイアシストにご相談ください!お待ちしています。