株式会社エスエイアシスト

解体工事にはトラブルがつきもの?様々なトラブルの事例や回避方法について解説します!

独自のノウハウにより安心・安全そしてリーズナブルに解体サービスを提供する、
ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営する株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム、第21回目は「解体工事にまつわるトラブルについて」です。

解体工事は、古い建物を撤去して新たに土地を利用する際に欠かせない工事ですが、不適切な対応や業者選びの失敗などで、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。トラブルが発生すると、近隣住民との関係悪化や余計な費用の発生、法的責任が問われるなんてことも…。そこで、今回は解体工事で起こりがちなトラブルの事例を紹介し、具体的な回避方法について解説していきます!

解体工事では近隣住民との調整や関係を良好にしておくことが非常に重要です!実際にどんな事例か確認してみましょう。

事例

ある住宅街で解体工事を実施した際、事前の近隣への説明が不十分だったことから、工事が始まってから騒音や粉塵に関するクレームが相次ぐことに。特に、平日の昼間に在宅している高齢者や在宅ワークの方、夜勤明けで睡眠を取っている住民から強い抗議があり、工事の一時中断を余儀なくされました。結果として、スケジュールが大幅に遅れただけでなく、業者の評判も悪化してしまいました。

騒音や粉塵に関するトラブルは非常によくある例です。しっかりと事前に準備しておくことや対処方法について確認しましょう!

回避方法

①工事を始める前に、近隣住民へ説明する機会を設け、工事内容や期間、騒音・振動の対策について詳しく説明する。
②工事中に発生する騒音や振動を最小限に抑えるため、工事業者としっかりと打合せを行い、低騒音・低振動の工法を採用する。
③防音・防塵シートを設置し、粉塵の飛散を防ぐとともに、作業時間を配慮することで住民への影響を軽減する。
④施工中も定期的に近隣住民へ状況報告を行い、万が一問題が発生した場合には迅速に対応する。

費用に関するトラブル

解体工事は、建物の構造や広さなどによって費用が変動しますが、木造建築の解体で1坪あたりの相場が3~4万円するなど、決して安くない作業となります。少しでも費用を抑えたいという思いが出るのは当たり前ですが、相場より極端に安い業者に依頼したところ、後で請求された金額を見てビックリ!なんてことも。実際の事例を確認してみましょう。

事例

解体工事を依頼する際に、しっかりと見積もりをとって契約したものの、実際の請求額が当初の見積もりより大幅に高くなったというトラブルが発生。施主は追加費用の理由を業者に確認したところ、「想定外の埋設物が発見された」「作業量が増えた」といった曖昧な説明しかされず、納得できないまま支払いを強いられる事態となりました。

費用に関するトラブルもよくある事例です。事前にどのような話を業者とやり取りしておけばよかったのでしょうか?

回避方法

①見積もりを受け取った際には、工事内容の内訳を詳細に確認し、不明点があれば契約前に業者へ質問する。
②残置物や地中障害物撤去など、追加費用が発生する可能性がある項目については、契約時に明確な取り決めを行い、書面に残しておく。
③見積りを取る際には必ず相見積もりをとり、解体工事の実績があって評判の良い業者を選ぶことで、後々のトラブルを防ぐ。
④工事中に予想外の問題が発生した場合は、都度業者と話し合い、追加費用の発生理由を明確にする。

産業廃棄物の不適切処理に関するトラブル

廃棄物処理法では、「排出事業者は、事業活動に伴い発生した廃棄物を自らの責任で適正に処理しなければならない」と定められています。この排出事業者とは解体工事を行う業者のことです。これらが守られていなかった事例を確認してみましょう。

事例

解体工事後に出た廃材の処理を業者に任せたところ、不法投棄が行われていたことが判明。自治体からの指摘により調査が進められ、施主自身も法的責任を問われる事態に…。施主は、業者を信頼していたため、適切に処理されているかの確認を怠ってしまい、大きな問題に発展してしまいました。

では、一体どんな部分を意識して確認すればよかったのでしょうか?

回避方法

①適切に産業廃棄物の処理を行っている業者は産業廃棄物の許可を持っています。解体業者を選ぶ際には、許可を持っている業者であるか確認しましょう。こちらはネットでも検索が可能です。
②解体工事後の廃棄物が適切に処理されているかを確認するため、処理証明書(マニフェスト)を必ず受け取ることが重要。
③可能であれば、工事中にも現場を確認し、業者が適切な処分を行っているかをチェックする。
④過去に不法投棄の事例がある業者を避け、信頼できる業者を選ぶことでリスクを最小限にする。

契約トラブル

先ほどの費用に関するトラブルにつながる部分でもありますが、契約内容に関するトラブルにも注意が必要です。どんなトラブルが発生してしまうのでしょうか。

事例

解体工事を依頼する際、口約束で工事を進めた結果、契約内容が曖昧になり、追加作業の対応や費用負担の問題で揉めてしまいました。工事が完了した後に「ここまでの作業は契約に含まれていない」と業者に言われ、追加料金を請求される事態にまで発展してしましました。

回避方法

①口約束ではなく、必ず書面で契約を交わし、工事内容や費用を明確にしておく。
②解体工事の工程や作業範囲、追加作業が発生した場合の費用についても、契約書に具体的に記載してもらうよう業者に依頼する。
③工事が始まる前に、再度業者としっかり打ち合わせを行い、契約内容を細かく確認する。
④信頼できる業者を選ぶため、事前に複数の業者から見積もりをとり、評判や実績を調査する。

まとめ

今回の記事では、解体工事にまつわる様々なトラブルについて、事例と共に解説しました。解体工事には、近隣トラブルや費用の問題、不適切な廃棄物処理、契約トラブルなど、さまざまなリスクが伴います。しかし、事前の準備をしっかり行い、信頼できる業者を選ぶことで、これらのリスクは最小限に抑えることが可能です。解体工事をスムーズに進めるためにも、工事前の説明や契約の明確化、複数の業者から見積もりをとったうえでの適切な業者選びが重要です。

私たちエスエイアシストでは、不動産解体業者として丁寧で綺麗、クレームのない解体・撤去工事に力を入れています。また、ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営しており、安心してご依頼いただけます。これまでも様々な解体工事に関するご相談を数々と解決してきた実績がありますので、解体・撤去工事などでお悩みの方は、ぜひ一度エスエイアシストにご相談ください!お待ちしています。

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