株式会社エスエイアシスト

駐車場なしでも解体はできる!重機不要の「手壊し解体」費用相場と安く抑える秘策

独自のノウハウにより安心・安全、そしてリーズナブルな解体サービスを提供する、株式会社エスエイアシスト(ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店運営)がお届けする解体コラム。今回は、「駐車場のない現場での建物解体」について解説します。

解体工事を検討する際、多くの施主様が直面するのが「車両の駐車スペース」や「接道状況」の問題です。特に都市部の住宅密集地や、奥まった場所にある「再建築不可」のような物件では、一般的な重機による解体が困難なケースが多々あります。

結論から言えば、駐車場や重機スペースがなくても解体工事は可能です。しかし、その場合は職人の手作業による「手壊し(てこわし)解体」が必要となり、通常の工事よりも「工期」や「人件費」がかさみます。この記事では、駐車場がない場所での解体工事について、特に「手壊し解体」の仕組みや費用、コストを抑えるためのプロの知恵を詳しく解説します。

駐車場(車両スペース)がないと解体費用が上がる理由

解体工事の見積もりにおいて、「車両をどこに停められるか」は非常に重要な項目です。駐車スペースがない場合、主に以下の3つの要因でコストが上昇します。

1.重機の投入ができないことによる影響

通常の解体では、油圧ショベル(通称:ユンボ)を使用して効率的に建物を解体します。しかし、敷地内に重機を置くスペースがなかったり、前面道路が狭く搬入できなかったりする場合、重機が使えません。その結果、工程の大部分を職人の「手作業」で行うことになり、人件費が増大します。

2.廃材の運搬効率の悪化(小運搬の発生)

解体で出た廃材(木材、瓦、コンクリートガラなど)は、トラックで処分場へ運ぶ必要があります。建物の目の前にトラックが停められない場合、離れた場所に停めた車両まで、作業員が一輪車(ネコ)などを用いて人力で往復搬送しなければなりません。これを「小運搬(こうんぱん)」と呼び、その距離や手間に応じて追加費用が発生します。

3.ガードマン(交通誘導員)の配置義務

公道に工事車両を停めて作業を行う場合、管轄の警察署から「道路使用許可」を受ける必要があります。その際、通行人の安全確保のためにガードマンの配置が許可条件となることがほとんどです。ガードマン1人あたり1日1.5万〜2.5万円程度の費用がかかり、工期が長引くほどこのコストが重くのしかかります。

究極の技術「手壊し解体」の仕組みと特徴

駐車場がない現場の救世主とも言えるのが「手壊し解体」です。

手壊し解体の具体的な手順

手壊し解体は、重機を一切使わない、あるいは最小限に留め、熟練の職人が手道具を駆使して建物を分解していく繊細な作業です。

1.アスベスト事前調査と内装撤去

現在は法改正により、すべての解体工事においてアスベスト(石綿)の事前調査と報告が義務付けられています。調査後、まずは畳、建具、断熱材、住宅設備などを一つひとつ手作業で分別・搬出します。

2.屋根材の手下ろし

屋根に上り、瓦やスレートを一枚ずつ手作業で剥がします。重機で砕かないため粉塵の飛散や騒音が抑えられ、近隣環境への負荷を最小限に留めることができます。

3.構造体(柱・梁)の切り出し

建物の骨組みをチェーンソーや手ノコギリで切断します。隣家と接している場合は、建物が外側へ倒れないようワイヤーで固定し、内側へ引き込む「内倒し」という高度な技術が用いられます。

4.基礎コンクリートの破砕

建物を支えていた基礎部分は、小型の電動ブレーカー(はつり機)等を使用して細かく砕きます。大型重機に比べて地盤への振動を大幅に抑えることが可能です。

メリットとデメリット

手壊し解体の最大のメリットは、重機のエンジン音や振動が極めて少なく、隣家との隙間が数センチという狭小地でも安全に施工できる点にあります。また、手作業による徹底した分別が行われるため、リサイクル効率が非常に高いことも特徴です。

一方でデメリットとしては、重機解体に比べて工期が2〜3倍程度かかることが挙げられます。また、多くの職人の手が必要になるため、人件費が膨らみ、総費用が割高になる傾向がある点はあらかじめ留意しておく必要があります。

手壊し解体の費用相場:重機解体との比較

立地や建物の構造によりますが、木造住宅の解体費用(坪単価)の目安は以下の通りです。

工法坪単価の目安特徴
重機解体4万円〜6万円4tトラックが横付け可能
手壊し併用6万円〜9万円軽トラックのみ進入可能、一部手作業
フル手壊し10万円〜18万円以上重機不可、小運搬距離が長い

※上記はあくまで目安です。実際にはアスベストの有無、ガードマン費用、道路使用許可申請費用などが別途加算されます。

駐車場がない現場で費用を安く抑える戦略

「条件が悪いから」と高額な見積もりをそのまま受け入れる前に、以下の対策を検討してください。

1.近隣の空き地・月極駐車場を自ら探して交渉する

業者が探すと手数料が発生したり、路上駐車(ガードマン配置)を前提にしたりすることがあります。施主様が近隣の地主様に交渉し、工事期間中の「資材置き場」や「車両置場」を安く借りることができれば、数十万円単位のコストダウンに繋がることがあります。

2.残置物(家財道具)を徹底的に自力処分する

駐車場がない現場では「運び出す手間」が最大のコストです。自治体のゴミ回収を最大限利用し、建物内を空っぽにしてから引き渡すことで、業者側の運搬・処分費用を大幅に削減できます。

3.自治体の助成金・補助金をフル活用する

多くの自治体では、「老朽危険空き家の除却」や「狭隘道路沿いの整備」に対して補助金制度を設けています。必ず工事契約前に役所の窓口へ相談してください。

4.専門業者への直接依頼

ハウスメーカーや工務店を経由すると、20〜30%の中間マージンが上乗せされます。自社で職人を抱える解体専門業者へ直接依頼するのが、最も確実な節約術です。

近隣トラブルを避けるための必須アクション

駐車場がない、あるいは道が狭い現場では、近隣の方々の理解を得ることが不可欠です。まずは広範囲かつ丁寧な挨拶回りを行いましょう。通常の解体よりも工期が長くなるため、騒音や車両の出入りについて事前にしっかり説明し、緊急連絡先を明記した書面を渡しておくことがトラブル防止の鍵となります。

また、現場での安全・養生管理も重要です。住宅密集地では高機能な防音シート(養生)を使用し、散水を徹底して粉塵の飛散を防いでくれる、配慮の行き届いた業者を選ぶことが求められます。

まとめ

駐車場がない場所での解体工事は、確かにハードルが高いものです。しかし、「手壊し解体」という確かな技術と、事前の丁寧な準備があれば、安全かつ納得のいく形で更地にすることができます。

私たちエスエイアシストでは、不動産解体業者として丁寧で綺麗、クレームのない解体・撤去工事に力を入れています。また、ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営しており、安心してご依頼いただけます。これまでも様々なご相談を数々と解決してきた実績がありますので、解体・撤去工事などでお悩みの方は、ぜひ一度エスエイアシストにご相談ください!お待ちしています。

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