RC造(鉄筋コンクリート)戸建ての解体と外壁アスベスト除去|高低差のある敷地での安全施工

独自のノウハウにより安心・安全、そしてリーズナブルな解体サービスを提供する、株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム。今回は、RC造(鉄筋コンクリート造)戸建て住宅の解体工事における外壁アスベストの事前調査・飛散防止対策や、敷地内に高低差がある現場での安全対策について解説します。
RC造(鉄筋コンクリート造)の戸建て住宅を解体する場合、建物の構造や規模、周辺環境などに応じた施工計画が必要です。さらに、外壁の仕上塗材などに石綿(アスベスト)が含まれている場合や、敷地に高低差がある場合には、通常の解体工事とは異なる事前調査や安全管理が求められます。
今回は、さいたま市大宮区で施工したRC造戸建ての実績を基に、石綿の適正な事前調査・飛散防止対策と、高低差のある敷地で解体工事を行う際のポイントを詳しく解説します。
もくじ
RC造戸建て解体における「外壁アスベスト」と「敷地の高低差」のリスク
RC造の戸建て住宅は、鉄筋コンクリートを主要な構造材料としているため、木造住宅とは異なる解体方法や施工管理が必要となります。
また、解体前には石綿(アスベスト)の使用状況を確認するための事前調査が必要です。建築物の解体・改修工事では、設計図書等による調査と目視による調査を行い、石綿の使用状況が明らかにならない場合には分析調査などによって確認します。2023年10月以降に着工する建築物の解体・改修工事では、一定の資格要件を満たす者による事前調査が必要です。
外壁アスベスト(石綿含有仕上塗材)の適正な処理
古い建築物では、外壁の仕上塗材などに石綿が含まれている可能性があります。そのため、外壁の見た目や建築年だけで石綿の有無を判断するのではなく、解体前の事前調査によって確認することが重要です。
石綿を含有する仕上塗材が確認された場合は、作業方法に応じた飛散防止措置が必要です。環境省の資料では、石綿含有仕上塗材の除去にあたって湿潤化などの措置が求められており、電動工具を使用して除去する場合には、除去部分の隔離養生(負圧不要)や湿潤化などの措置が必要とされています。
つまり、「アスベストがあるから必ず同じ方法で除去する」ということではなく、含有する建材の種類や施工方法、現場の状況に応じて適切な飛散防止対策を選択することが重要です。
敷地内の高低差(ひな壇・段差)による施工上の注意点
敷地に高低差がある場合、重機の搬入・設置スペースや作業床の確保、解体部材・コンクリート片などの落下防止について、通常の平坦な敷地とは異なる検討が必要になります。
特に高低差のある敷地では、重機の安定性や作業員の安全、周辺への部材の飛散・落下などを考慮し、現地状況に応じた施工計画を立てることが重要です。
【施工実例】さいたま市におけるRC造戸建て(・外壁アスベスト・高低差あり)の解体実績
施工実績として、さいたま市で実施したRC造戸建て住宅の解体工事をご紹介します。以下の数値は、当社が施工・管理を行った現場の実績データに基づくものです。
概要
・所在地: 埼玉県さいたま市
・構造: RC居宅(鉄筋コンクリート造)
・築年数: 33年
・坪数:約32坪
・工事期間: 35日
・現場の条件/注意点: 外壁アスベスト、敷地内高低差注意
施工における課題と現場での対策
本現場は、築33年のRC造居宅( 約32坪)の解体施工でした。
施工にあたっては、外壁アスベストについて事前に確認したうえで、関係法令や作業方法に応じた飛散防止対策を実施。また、敷地内に高低差があるため、重機の作業スペースや作業床の確保など、安全面に配慮した施工管理を行い、35日間の工期で施工を完了しました。
なお、石綿に関する具体的な届出・報告の要否や必要な措置は、対象となる建材、工事規模、作業方法などによって異なります。一定規模以上の建築物の解体工事では、事前調査結果を労働基準監督署および自治体へ報告する必要があります。
アスベスト・高低差のあるRC住宅を安全に解体・処分するために
解体難易度の高いRC造戸建てや、石綿・高低差などの条件がある物件では、以下のポイントを確認しておくことが重要です。
石綿の事前調査と適切な飛散防止対策を行える業者へ相談する
RC造住宅の解体では、石綿の使用状況について事前調査を行う必要があります。石綿が確認された場合には、建材の種類や除去方法に応じた飛散防止措置、作業員のばく露防止対策、廃棄物の適正処理などが必要となります。
そのため、石綿に関する法令や作業基準を理解し、必要な調査・届出・施工管理に対応できる業者へ相談することが大切です。
なお、「石綿処理に専門の資格が必要」と一律に考えるのではなく、工事内容や担当する作業によって必要な資格・講習・届出が異なる点にも注意しましょう。
解体後の土地形状(高低差・擁壁)を考慮した施工計画を立てる
解体後の土地を更地として売却・活用する場合、高低差や擁壁の状態についても確認しておく必要があります。
建物を解体しただけでは、土地の高低差や擁壁に関する問題が解消されるとは限りません。擁壁の状態や土地の利用方法によっては、別途補修・改修・整地などの工事が必要になる場合があります。
そのため、解体前の段階から「解体後にどのような状態の土地にするのか」を確認し、必要に応じて整地や土地活用まで見据えた施工計画を立てることがポイントです。
解体費用などを先に負担せず「現状のまま」買い取ってもらう方法も検討する
「RC造の解体費用を手元から出すのが難しい」「石綿の事前調査や解体工事の手配が負担」「高低差があり、解体工事の費用がどの程度になるか分からない」という場合には、不動産会社による直接買取という選択肢もあります。
建物の状態や石綿の有無、高低差などの条件によっては、解体・除去を行う前の状態で買取査定を受けられる場合があります。
直接買取を利用する場合、売主側で事前に解体工事を行う必要がなくなるケースもありますが、買取条件や売買価格、残置物・石綿等の取り扱いは不動産会社によって異なります。具体的な条件については、査定時に確認することが重要です。
RC造戸建て・アスベスト・高低差のある物件のお悩みは「エスエイアシスト」へ
RC造戸建ての解体工事では、建物の構造だけでなく、石綿の有無や敷地の高低差、周辺環境などを踏まえて施工計画を立てる必要があります。特に石綿については、解体前の事前調査が必要で、含有が確認された場合には建材の種類や除去方法に応じた飛散防止措置や適正な処理が求められます。
「安全に解体工事を進めたい」「石綿の調査や手続きについて相談したい」「高低差のある土地をどう整理すればよいか分からない」という方は、解体工事と不動産の両面から相談できる専門業者へ確認することが選択肢の一つです。
私ども株式会社エスエイアシストでは、エスエイアシスト本店(浦和)・エスエイアシスト東京支店(池袋)を拠点に、不動産に関するご相談と、条件のある物件の解体施工に対応しています。
・RC造戸建て/外壁アスベスト/敷地高低差などの条件がある現場の解体施工
・現地状況や関係法令を踏まえた事前調査/施工計画
・解体工事を行う前の物件についても相談できる現状直接買取
解体する場合だけでなく、「解体前の状態で売却できるか」「解体後の土地をどのように活用するか」なども含め、物件の状況に応じて検討することが大切です。
RC造住宅の解体やアスベスト、高低差のある土地についてお悩みの方は、ぜひ一度エスエイアシストへご相談ください。
弊社は「ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店」としての営業を2026年7月をもって終了し、
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