ゴミ屋敷って解体できるの?ゴミ屋敷を解体する際の費用相場と残置物処分のポイント を解説!

独自のノウハウにより安心・安全そしてリーズナブルに解体サービスを提供する、
ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営する株式会社エスエイアシストがお届けする解体コラム、第31回目は「ゴミ屋敷の解体について」です。
かつては一部の特殊なケースと思われていた「ゴミ屋敷」ですが、現代では高齢化や社会的孤立の影響もあり、誰にでも起こり得る身近な問題となりつつあります。そして、家屋の老朽化や近隣住民からの苦情、衛生問題などが重なった場合などで、その家屋を今後使わないとなれば、「解体」という選択が現実的な対処法となるケースも少なくないでしょう。
この記事では、ゴミ屋敷を解体する際の費用相場や残置物の処分方法、注意点などをわかりやすく解説します。
ゴミ屋敷の清掃や解体はなぜ必要?
そもそもゴミ屋敷の清掃や解体はなぜ必要なのでしょうか?
ゴミ屋敷の状態が進行すると、建物自体に深刻なダメージを与えるだけでなく、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります。
・害虫や害獣の発生
ゴミ屋敷では害虫や害獣がよく発生します。衛生面の問題が発生するだけでなく、住居そのものの安全性の低下にもつながります。
・火災リスクの増大
ゴミ屋敷では可燃性の高いゴミが多いことや、漏電の危険性が高いことなどから、火災のリスクが非常に高まります。
・異臭や景観悪化による近隣トラブル
当然ながら、異臭の問題は避けて通れません。その他にも景観の問題などから近隣の方々とトラブルになってしまうケースが非常に多いです。
・行政からの指導・勧告
ゴミ屋敷は近隣からのクレームなどを受けて行政から指導や勧告を受けることも少なくありません。こうした場合には迅速に対応を求められるでしょう。
こうしたリスクが現実のものとなる前に、「清掃業者に依頼して清掃してもらう」「解体してリセットする」という判断は、非常に有効な選択肢です。
残置物の処理
ゴミ屋敷の解体で最もハードルが高いのが、「残置物(家の中に残されたゴミや家財)」の処分です。
通常の空き家と異なり、ゴミ屋敷には大量の廃棄物が蓄積されており、その処分に手間も費用もかかります。また、自治体では引き取りが難しい粗大ゴミや不用品も含まれているケースが多く、清掃業者など専門業者による対応が不可欠となります。
ゴミ屋敷の状態で解体を請け負ってくれる解体業者は多くはありません。なかには、ゴミの処理から行ってくれる業者もいますが、その場合は費用が高額になるケースが多いでしょう。
基本的にはゴミの撤去をしてからの解体となるため、解体業者に依頼する前に清掃業者などへの依頼が必要です。家の解体後に出るコンクリートがらや木片などの廃材は、解体業者が産業廃棄物として処理します。
一方、家具や家電・ゴミといった残置物は、一般廃棄物として処理します。しかし、一般的に解体業者は一般廃棄物の収集運搬許可を持っていないため、残置物の処理を依頼するとコストがかかり費用が高額になってくるのです。
弊社では、残置物がそのままの状態でも対応可能です。現地の状況を確認した上で、分別・運搬・処理まで一括して行うため、精神的にも肉体的にも大きな負担となりやすいこの工程を、安心してお任せいただけます!
ゴミ屋敷を解体する場合の費用相場
ゴミ屋敷の解体では、清掃と解体を別の業者に依頼することが多いため「ゴミの撤去費用」「建物解体費用」の2つが必要です。以下では、それぞれの費用の相場を解説します。
ゴミ撤去費用の相場
ゴミの量や家の間取りなどによって費用は異なりますが、1R/Kで3万円ほどが目安です。間取りごとに費用目安は以下のようになります。
・1LDK 7万円~
・2LDK 12万円~
・3LDK 18万円~
・4LDK以上 23万円~
当然ながら、ゴミの量が多いと追加料金が発生し、費用は高額になる場合もあるので注意しましょう。
建物解体費用の相場
建物の解体費用は構造によって異なります。解体が難しい構造ほど費用も高くなるため、木造<鉄骨造<RC造の順で解体費用が上がります。
構造ごとの目安は以下の通りです。
木造 約3~4万円/坪
鉄骨造 3.5~5.5万円/坪
RC造 3.5~8.0万円/坪
たとえば、木造戸建で30坪なら90~120万円が目安となるでしょう。ただし、家の解体費用は立地や規模などによっても大きく左右されます。それぞれの解体の費用相場については以下の記事も参考にしてください!
ゴミ屋敷の解体費用を抑えるポイント
ゴミ屋敷の解体の際には、前述のとおりゴミの処理が大きなポイントとなります。自身でゴミ処理を行うことで費用を抑えることが可能です。
家具・家電・などの粗大ごみ
・自身でリサイクルセンターに持っていく
・自治体に回収してもらう
日用品や骨董品
・ジモティーやメルカリなどのフリマアプリ等に出品し、リユースする
・可燃、不燃ごみとして出す
自治体に粗大ごみの回収を依頼する際は、「○○市 粗大ごみ」などと検索すると、関連する情報が掲載された自治体のホームページが見つかります。粗大ゴミの回収には数百円から数千円程度の費用がかかりますが、解体業者に頼むよりもかなり安く済むでしょう。しかし、時期によっては粗大ゴミの回収が混んでいる場合も多いので、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
その他にも費用を抑えるポイントとして相見積もりを取ることが挙げられます。通常の解体の際も相見積もりは重要ですが、ゴミ屋敷の解体の場合では清掃業者と解体業者それぞれに依頼する場合も多いので、しっかりと見積もりから比較することが費用を抑えるポイントにつながります!
まとめ
ゴミ屋敷の解体には、通常の空き家解体にはない多くの課題が伴います。中でも「残置物の処理」は大きな負担となりがちですが、専門業者に任せることで、スムーズかつ安全に解体を進めることが可能です。
清掃業者の選定と解体業者の選定となると検討することは多いでしょう。弊社では、残置物がそのままの状態でも、責任を持って処理し、解体工事まで一括でサポートしています。お困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
私たちエスエイアシストでは、不動産解体業者として丁寧で綺麗、クレームのない解体・撤去工事に力を入れています。また、ピタットハウス浦和西口店・恵比寿店を運営しており、安心してご依頼いただけます。これまでも様々なゴミ屋敷の解体に関するご相談を数々と解決してきた実績がありますので、お悩みの方は、ぜひ一度エスエイアシストにご相談ください!お待ちしています。
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